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漢方薬、健康食品、気功・・・…。 出費がかさむ半面、科学的な裏付けは乏しい。
どうすれば、うまく付き合えるだろうか。 代替医療に効果はあるのか。
Tさんは「特効薬にはなり得ない」と言い切る。 その上で「一歩でも前進できるかもしれない、という希望を与えてくれる。
その効果が大きい」と指摘。 西洋医学と代替医療を併用する「統合治療」を掲げる。
西洋医学に基づく治療を基本にしながら、患者の希望に応じて漢方薬なども併用する。 患者が持ち込んだ商品などをTさんが検討し、アドバイスする。
入院患者(919床)の7割は、統合治療に希望を託すがん患者だ。 「統合」を模索。

代替医療専門の医院で、体調に合った漢方薬を調剤してもらい、せんじたものを1日2回飲む。 今のところ自覚症状はなく「のびのび、自己流の暮らし」をしている。
2カ月に1度通う大学病院の検査で最近、腫傷マーカーの値が上昇してきた。 「そろそろTAEを」と主治医。
「入院が嫌なんです」とYさん。 このやり取りを繰り返して、半年が過「攻め」と「守り」Tさんのようなケースはまれで、多くの医療現場では、代替医療は公認されていない。
効果に関する科学的根拠に乏しいためだ。 「日本代替・相補・伝統医療連合会議」理事長の渥美和彦・東京大名誉教授は、「経験に基づく要素が多いので、確かに科学的に分析しづらい。
だが、実証しようという姿勢を持ち続けないと、軽視され続ける」と指摘する。 同会議は健康食品を科学的に評価したり「認定医」を指定するなど、代替医療を健全な医学として育てる手法を模索している。
愛知県春日井市の主婦、Uさんは、子宮頚がんの手術後、結腸などに多発転移が見つかった。 自宅近くの総合病院で抗がん剤の投与を受けながら、別の医院で漢方薬を処方してもらい、和子さんは元気を取り戻している。

「3大療法が、がんを取り去る『攻めの治療』とすれば、代替医療は増殖を抑える『守りの治療』。 これらの相乗効果でしょう」と夫。
「2人の主治医」には、治療の内容をすべて伝えている。 高額・断定は危険。
誰にでも効くような印象を与える広告や書物も多い。 患者心理につけ込んで高額な代金を取る業者もいる。
専門家によると、「絶対に効く」など断定的な表現が目立つものや、法外な価格のものは避けた方がいい。

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